雑学的なFXの知識

 FX投資の両建てとは 
投資をやっている人なら、両建てという言葉を聞いたことがあるかもしれません。FXだけでな
く、先物取引でも使われる投資手法ですが、1つの投資対象に売りと買いを同時に行
うことを言います。売りと買いを同時に同じ数だけ行いますから、相場がどう動こうが利益も
損失も発生しません。これが一体何の約に立つのでしょうか?たとえば、米ドル/円を買うと
します、しかし、思惑に反して投資信託FX値が下がり、そこそこの含み損が出てしまったと
します。この状況できっぱり損切りができればいいのですが、その決断ができず、とりあえずち
ょっとまって!というときに、同じ数だけ売り建てておけば、その時点からリスクフリーとなるた
め、売りか買いのポジションのどちらかを決済するまで、相場が全く動いていないのと同じこと
になり、考える時間、落ち着く時間が得られます。このように基本的には、両建ては、精神の
避難所的な使い方をします。しかし、損切りするよりも手数料もかかりますし、買いスワップ
で受け取る金利より、売りスワップで支払う金利の方が多いため、毎日金利を払わなけれ
ばなりません。また、昔暗躍していた悪徳業者が、投資家に両建てを勧め、手数料で稼ぐ
ということが横行していたので、両建て自体にあまりよいイメージを持っていない人もいます。
このようなことから、両建てに批判的な意見も多く、イメージが悪いこともあるのか、両建てを
禁止している業者も多くあります。プロが積極的に利益を狙ってやる両建てならまだしも、
我々個人投資家が、損切りを先延ばしにするためにやる両建ては、好ましくありません。プ
ロは一定期間に利益を上げなければならない、といった理由から両建てで投資効率、資金
効率を高めているかもしれませんが、我々は時間的な規制がないのが特権ですから、私
は、あまり両建ての必要性を感じていません。

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